美脚になれない理由とは

美脚になる秘訣とは
女性が憧れる健康的でスラリと伸びた美しい脚。
そんな願いをだいなしにしてしまう大きな原因の1つが脚の「むくみ」です。
夕方になると脚がパンパンになり、重い、だるい、つらいで悩んでいる人は多いと思います。疲れたからといって仕事中にゆっくり脚を休めるというわけにもいきません。
そもそも、脚の「むくみ」がどうして起こるか知っていますか?
この記事を読めば、脚のむくみの解消法が分かります。
脚がむくむメカニズムとは
脚のむくみは、血管から水分が血管の外側に漏れ出すことに関係しています。脚の中には動脈と静脈、そして毛細血管が通っています。心臓から動脈を通って送られた血液は、静脈を通って心臓に戻ってきます。
その間に毛細血管から水分が漏れだし、それが細胞に栄養分を届けています。細胞に行き渡った水分は、静脈が回収して心臓に戻します。
この時、静脈が正常に機能しないで毛細血管から細胞に行き渡った水分が回収できなくなった状態が「むくみ」ということになります。
そして静脈が正常に働かなくなる原因の一つがじっとしていることにあります。だから、立ちっぱなしや座りっぱなしの人に「むくみ」が多いということになります。
特に重力の影響で脚の方に下がった血液を心臓に戻すのが困難になるので、むくみは脚に起こりやすいのです。
ちなみに、次のような「むくみ」がある場合は要注意です!
- むくみが何日も続いている
- 急に体重が増えた
- まぶたがむくむ
- 尿の出が悪い
このような兆候がある場合は、何か病気のサインかもしれません。
「むくみ」の症状が起こる病気として、心臓病、腎臓病、肝臓病、静脈瘤などがあり
ます。症状が続く場合は、病院へ受診することをおススメします。
その他に、タイトなパンツやガードルを着ける女性は注意が必要です。この場合、脚のつけ根にかかる圧力は2〜3倍になり静脈の流れを悪くしてしまいます。実験結果で静脈の流れが通常よりも10%以上も血液の量が減っているというデータが出ています。
「むくみ」は回収できなくなった水分なので、水(水分)を取らないように考える人もいると思いますが、実はこれが逆効果になってしまいます。
水不足になると細胞は、水分を排出しようとせず、細胞に水分を溜め込もうしていまいます。そして水を溜め込んだ細胞は膨れ上がるので、むくみは更にひどくなってしまうのです。
セルライトはなぜ増えていく?
また、水不足だと血液がドロドロとなり、血液の流れが悪くなります。
血液の流れが悪くなると、次のような問題が起こります。
- 細胞に溜まった老廃物が排出されない
- 細胞の余分な水分が排出されない
- 細胞に老廃物や水分が溜めこまれる
その結果、セルライトがついてボコボコした脚になってしまうんです。
ただしたくさん飲めばいいというわけではなく、正しく飲まないと逆効果になってしまいます。
正しい水分の摂り方
知っている方も多いと思いますが、水といっても水道水には大量の塩素や化学物質が含まれているので体には良くありません。
水は体の中に入り細胞の隅々まで循環しそこで老廃物を回収して尿や汗などとして体の外に排出しています。
その量が大体2リットルになります。
だから、最低でも一日に2リットルはキレイな水が必要となります。もちろん飲み過ぎればむくみの原因になります。
それから飲み方も大切になります。いっぺんに大量に飲んでしまうとむくみの原因になります。
1回に吸収できる量は、200〜250ml までしか水分は吸収できません。
飲むタイミングは、「喉が渇いたなぁ〜」と思う前になります。喉が渇いたと思った時は、既に細胞レベルでは水不足の状態になっています。
つまり血流は悪くなり、むくみやすい体になってしまいます。
それから、飲む水の温度も大切です。
キンキンに冷たい水や、逆に熱するお湯は体には吸収しにくくなります。常温か白湯が代謝を上げるのにベストです。
代謝が上がれば、消費カロリーが増えます。消費カロリーが増えれば、脂肪の燃焼しやすい【やせ体質】になるのです。
まとめ
いかがでしょうか?
水をたくさん飲むことでむくみは改善し、美脚になるのです。
またそれ以外にも、
- 基礎代謝が上がるって痩せやすくなる
- 体温が上がる
- 食欲が抑制される
- 肌の透明感が上がるので美白になる
- ニキビや吹き出物などができにくくなる
- 乾燥肌・シミ・小ジワ・たるみの改善
- リンパの流れが良くなる
- 便秘の改善
- 妊娠しやすくなる
- 老廃物のデトックス
- 血液がサラサラになる
といった効果もあり、美容と健康の第一歩は水を飲むことからとも言えます。
日頃からコマメに水を飲んで、むくみない憧れのキレイな脚を目指しましょう!