妊活でなかなかいい結果が出ないとお悩みの方、この記事では妊活で大切な「糖質制限」について解説しています。
この記事を読む事で、なぜ妊活で糖質制限が大事なのかについて理解することができ、より妊娠しやすい体に変えることが出来るようになります。
【糖質制限が必要な理由】
皆さんは毎日何を食べていますか?
ごはん、パン、麺類・・・
ほとんどの人はこの内のどれかを毎日何食か食べているでしょう。
しかしこれらの食品が不妊の原因になる可能性があることを、あなたは知っていますか?
実際に、食事の取り方を少し変えただけですぐに妊娠した…
そんなケースも実際にあるんです。
なので、もしかしたらあなたの食事が問題なのかもしれません。
最初に挙げた食品は全て
「炭水化物」
いわゆる糖質になります。
ではなぜ糖質が妊娠しにくくなる原因になるのでしょうか?
【糖質による卵巣の糖化】
糖化とは
糖化という言葉は、ダイエットをしている方は聞いたことがある人もいるかもしれません。
糖質を摂りすぎてエネルギーとして使われないと、残った糖質が出てきます。
この余った糖とたんぱく質がくっつくと、体の中で「AGEs(Advanced Glycation End Products)」という老化物質を作ります。
これは終末糖化産物、後期糖化生成物などと呼ばれていて、くすみなどのお肌のトラブルの原因にもなるものです。
糖化が卵子を老化させる
実はこの糖化によって作られた老廃物は、卵子や卵巣、子宮を老化させてしまいます。
卵子が老化してしまうと、
- 形がいびつになったり、卵子の殻が硬くなって受精しにくくなる
- 受精しても異常が起こり育ちにくくなる
ということが起きてしまうのです。
卵子は35歳から老化するということが分かっていますが、糖化でさらに老化が進んでしまうということになります。
糖質制限
まずは主食となる白米、パン、麺類の摂取を減らすことから始めましょう。
いきなり完全に糖質を断つのはなかなか難しいと思います。最初は夕食の炭水化物を摂らないようにしてみてください。
そして間食で甘いものを食べないようにしましょう。
普通に生活していると、意外と糖質を摂っていることが多いのです。
まとめ:妊活中の糖質制限
このように糖質制限によって、卵子などの老化を防げるのです。
まずはあなたが食べているものを一度見直してみてください。
体質を変えるには時間はかかりますが、確実に体は変わっていきます。
最初の1~2週間は辛いかもしれませんが、無理のない範囲で少しずつでも糖質を減らしていきましょう!