産後の恥骨痛の対処法とは
ブログを読んでありがとうございます。
産前産後ケア専門院さらさ整骨院の石黒です。
前回は産後の恥骨痛の原因についてお話しました。
恥骨が痛いと何をする時でもズキズキ痛んで、毎日スッキリとした気持ちで育児ができなくなります。
「一体いつ良くなるんだろう・・・。」
という思いをしながら過ごす毎日はストレスが溜まるはずです。
「早く良くなって、楽しく子育てをしたい!」
という恥骨の痛みに苦しんでいるあなたのために、今回は産後の恥骨痛の時の対処方についてお話します。
【産後の恥骨痛には、どう対処するのか】
恥骨痛の原因になるのが骨盤の緩みです。
恥骨は左右の恥骨が合わさる「恥骨結合」という部分に痛みが発生します。
骨盤が出産で緩むとこの恥骨結合の関節の部分も緩みます。
それによって恥骨結合が動きすぎてしまい、関節の炎症が起きてしまい、痛くなるのです。
そしてこの緩んでゆがんでしまった恥骨結合は、すぐに元のように関節が安定してくることはありません。
通常リラキシンの影響で緩んだ関節が締まってくるのには、最低でも2~3ヶ月はかかります。
なので、すぐに治ることはないので、気長に改善法を行って下さい。
1.骨盤ベルトの使用
恥骨痛の対処法で最も効果があるのが骨盤ベルトです。
骨盤ベルトは緩んだ骨盤を締めますので、動きやすくなった恥骨を支えてくれるので、痛みの軽減につながるのです。
骨盤ベルトを着ける方法ですが、無理に締めても骨盤は締まるものではありません。
逆に骨盤周りの筋肉を圧迫してしまい、血行が悪くなってしまいますので注意して下さい。
当院では「トコちゃんベルト」をオススメしています。
骨盤ベルトの着け方
まず骨盤ベルトを軽く締めます。
骨盤の下に15cmくらいの高さになるようにクッションなどを置いて、仰向けに寝ます。
膝を立てて、左右にゆっくり5分ほど膝を倒して骨盤を整えます。
すると骨盤が締まってきて、巻いてある骨盤ベルトがゆるくなりますので、緩んだ分だけ軽く引っ張って締め直します。
骨盤ベルトですが、出産後のお体の状態によっては巻かないほうがいいことがありますので、産科の先生や助産師さんに確認して下さい。
できれば骨盤ベルトは出産後すぐから使用するのがいいでしょう。
2.骨盤体操
産後は骨盤周囲の筋肉が弱くなっています。
この筋肉を鍛えることで骨盤が締まり、恥骨の痛みも解消されます。
とくに「骨盤底筋」と呼ばれる筋肉が出産で弱くなってしまいます。
この筋肉は、おしっこを途中で止めるように力を入れたり、お尻の穴を締めることで鍛えられます。
産婦人科でも「産褥体操」として自宅でのケアをするように言われると思います。
それを毎日行って下さい。
あとは「骨盤歩き」も効果的です。
ただ痛みが出るようなことがありましたら、無理にやらないようにして下さい。
産後1ヶ月は、出産で疲れ切った体を回復させる大事な時期です。
骨盤矯正体操を始められる目安として、1ヶ月検診で医師に許可をもらってから、少しずつ始めてみるといいでしょう。
3.整体の施術を受ける
それでも痛みが改善しない場合は、整体で恥骨の矯正をしてもらいましょう。
ただし、ボキボキするような矯正は、逆に痛みが強くなることがありますので、整体院選びは十分気をつけて下さい。
一番いいのは、当院のような産後ケアを専門的にしている治療院です。
産後の骨盤は、普通の状態ではないので、矯正するのにも経験と技術が必要だからです。
【まとめ】
いかがでしょうか?
産後は様々な症状が出てきます。
そんな時は無理をせず、まずは安静にして下さい。
ママの不調は赤ちゃんにも影響します。
なので、健康には十分気をつけて下さいね。
それでもどうしようもない場合は、どんなお悩みでも構いませんので、お電話か当院の公式LINE@からお問い合わせ下さい!
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